三途の川
3月27日、第二次世界大戦で大刀洗飛行場に米軍の爆撃があり、避難していた児童31名命が奪われた日。
平成29年のその日、私は心筋梗塞になり、三途の川へ行ってきた。そこは岩がゴロゴロした濁ったでっかい川。岩があるのに、山のきれいな小川ではなかった。岩の下の川の中に、カッターシャツを着た男の人がいた。川に沈んでいったので、助けるために飛び込んだ。
私は、三途の川で「クイックターン」をして、帰ってきた。
平成29年7月5日、豪雨災害の時も、中学校の近くの歩道に車を乗りあげて避難していた。「ここでは何の役にも立たない」と、冠水した中学校の道路を通って旧役場まで戻ったので、あの木々の中に埋もれることからまぬがれた。
決断は「人のために・・・」で、命が繋がっている。